2014-08-14 Thu 11:53
三富新田と書いて、「さんとめしんでん」と読みます。おそらく、初めてこの名称を聞く方も多いのではないでしょうか。ウィキペディアによると三富新田は、「江戸時代の元禄期に開拓された武蔵野台地上の一地域である、埼玉県入間郡三芳町上富と、同県所沢市中富・下富の総称である」とあります。
さらには、「元禄7年(1694年)に川越藩主となった柳沢吉保が、農作物増産等によって藩政を充実させる目的で、川越に召抱えていた荻生徂徠の建議を入れ、川越藩士の曽根権太夫に命じて藩内のこの地を開拓させたものである。特徴としては、幅6間(約10.9m)の道の両側に農家が並び、その1軒の農家ごとに畑、雑木林が面積が均等になるように短冊型に並んでいるという地割である(例えば上富村では、1戸の間口が40間(約72.7m)、奥行き375間(約681.8m)、面積5町歩(15000坪=約49500平方m)となっている)」と解説しています。 三富新田の、この整然とした地割と景観は現在でも良く残され、1962年には、旧跡として埼玉県指定文化財に指定されています。私は、三富新田の地割はとても合理的かつエコ的要素が凝縮されたシステムであると思います。 このような三富新田を、世界農業遺産に認定されるのを目指す推進運動の一環として来る8月23日にシンポジウムがあるそうです。三富新田が、ぜひ世界農業遺産に認定されるといいですね。 ![]() ![]() ポチッで涼しく! ![]() にほんブログ村
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